バレンタインにおすすめラノベ3選
バレンタインが今年もやってきた!
というわけで皆さんこんにちは。げいるさんです。
今年のバレンタインは友達(男)のクリアファイルの残骸の板チョコをもらいました。おいしかったです(泣いてないよ!)
今回はこのバレンタインの季節にうってつけの甘々なライトノベルを3つほど見繕ってきました!
おそらく皆さん知っている作品ではあると思いますけどね…
でも案外手を付けていない人が多いジャンルで固めてきました。
それは…
百合作品
です。
おっと待ってくださいまだブラウザバックはしないでくださいお願いします!
おそらく百合と聞いただけで嫌煙される人も多いでしょうが、ちょっと待ってください!
百合作品は、ほかのラブコメよりも圧倒的に甘い!
これを念頭においてください。大丈夫。期待はいい意味で裏切らせますよ!
1.女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。
一作品目はこちら。『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』
電撃文庫から刊行されており、現在二巻まで刊行されています。
作者は杜奏みなや先生。今作がラノベ初挑戦です。
イラストレーターは小奈きなこ先生です。好きです(直球)
~あらすじ~
八年前。ひとりぼっちで泣くわたしを助けてくれた、満月みたいな丸い瞳の、背が高くてかっこいい女の子。わたしの特別な、初恋の相手――。
わたしは、小学生のとき一緒に星を見たあの女の子が今もまだ忘れられない。もう二度と会えない、ただの思い出……だけどある日寮を移った先の部屋で待ち受けていた女の子・佑月こそ、まさに初恋の彼女で――!?
昔とは違って、小動物みたいで背も小さくて、すこし変わり者の佑月。好きだったのは昔のこと。このドキドキは、恋じゃない……はず。
普通な女子高生がある日物語の主人公になる、初恋やり直しストーリー。
~この作品一押しポイント~
この作品、なんといっても登場人物たちの思いがすごく尊い!
おっとり系の日南ちゃん× 猫っぽいコミュ障佑月ちゃん
この二人の過去や尊い関係性、恋心が交錯しながら物語は進んでいきます。
めっちゃかわいいのよ…本当に…今まで見てきた作品の中でも屈指の尊さ!
ほらこれ!かわいくないわけないでしょう!そうでしょう!(威圧)
さらに魅力的なのは彼女たちの思い。
じれったくて、甘ったるくて、夢見がちな少女たちだからこそ表せる、淡く切ない青春模様…
これはどのラブコメにだって引けを取らない最高の百合作品であることを確証します!
ちなみに、この作品、実は三月に発売するサクラコラボレーションにもSSを寄稿しています。
興味ある方はぜひ!
2.女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を百日間で徹底的に落とす百合のお話
二作品目、『女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話』です。
レーベルはGA文庫。現在三巻まで刊行されています。
作者は、ラノベ界の百合担当、みかみてれん先生。
イラストレーターはコミック『ふたりべや』も描かれる雪子先生です。
~あらすじ~
「女同士なんてありえない! ……はずなのに!!」
モテ系JKの榊原鞠佳は、ある日、クラスのクールな美少女・不破絢に、突然百万円を突きつけられた。
「榊原さん。一日一万円で百日間、あなたを買うわ。女同士が本当にありえないかどうか、試してあげる」
「――は? はあっ!?」
その日から始まる、放課後の○○タイム。
頭を優しく撫でたり手を握ったりするところから始まる絢の行動は、日に日にエスカレート!!
果たして鞠佳は、百日目まで絢に「ありえない」と言い張ることができるのか――(できない)。
屈服確定!? 敗北必至!? 鞠佳の百日を巡るガールズラブコメディ!!
~この作品一押しポイント~
っとそのまえに、この作品には性的描写がちょびっとだけ入っています。
正直初めての百合タイトルをこれにするのはあまりお勧めしません。
まぁこの作品、何がいいって、レズと百合の境界線にいるってことなんですよね。
もともと同人誌として販売していた本作は、かなり性的な描写というか、S〇X的なこともしていたり……
そんななか主人公の鞠佳は、「女同士で」という問題に直面します。
そう!ここです!
つまりこの作品は、「レズビアン」という社会的にきわどい問題に挑戦しているのかなと感じました。
そこがほかの作品とは違うんですよね。仲良しこよしの百合もいいんですけど、こういう私たち読者の価値観に訴えてくるような作風、すごくたまらないです!
さらに、この作品にはスクールカーストという面も少し話題にしています。
どちらかというとあまりクラス内では仲がよくなかったり、「女同士だから」というのも大きく関係してきたりラジバンり。
「え?じゃあ全体的にシリアス目な感じなの?」
そういうわけではありません。鞠佳と絢のすごく尊い日常というのも描かれていきますし、デートなんかもしちゃったりします!
どんどん落ちていく鞠佳の姿と言動、これがまぁぁぁた最高!
まさに一度で二度おいしい!(???)
ぜひとも、百合にある程度耐性がある人には全力でお勧めしたい作品です!
3.わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
三作目は、『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』です。
なっげえ…
レーベルはDX文庫。現在二巻まで刊行されています。
作者はさっきぶりの登場 みかみてれん先生。
イラストレーターは「ささやくように恋を唄う」の 竹嶋えく先生です。
余談なのですが、「ささやくように恋を唄う」の一巻を先日読んでみたんですが、めちゃくちゃ尊かった…十五万部以上売れているみたいなので気になる方は是非
~あらすじ~
ぼっちな中学時代を捨て、高校デビューしたわたし・甘織れな子。
でも、根が陰キャだから憧れの陽キャ生活に馴染めず、窒息寸前! そんなとき、我が校のスーパースター・王塚真唯とひょんなことからお互いの悩みを共有してヒミツの友達に。真唯がいれば毎日がんばれそう──と思ったはずが!
「君に、恋をしてしまったんだ」「待って! 友達どこいった?」
恋人なんて不安定な関係、ムリ! わたしは最高の友達を作って高校生活を楽しみたいの!
でも真唯も恋心を諦めきれないようで──。
「恋人と親友のどちらが私たちにふさわしいか、勝負で決めよう」
こうして、ふたりの在り方を懸けたノンストップ・ラブコメディが幕を開けたのだった!
~この作品一押しポイント~
この作品のいいところ、それはずばり!
百合版ハーレム!
これです。これしかない。
ほら、全員かわいいでしょ。もうそういうことよ。
このピンク髪のれな子を軸に、学園生活はどんどん百合色に加速していきます。
前の二作品に比べるとコメディ色がつよめなのが印象的でした。それゆえ読みやすい。
そしてなんといっても語り!
このへなちょこダメダメれな子の、卑屈でコミカルな抑揚のある喋りがたまらない!
飽きることなくぺろりといけちゃいます。
っと、実はこの「わたなれ」、コミカライズの出来が非常にいい。
ニコニコ漫画で結構無料で見られますので、コミカライズで見るっていうのも悪くない選択肢だと思います。
終わりに
というわけで、いかがだったでしょうか、バレンタイン記念百合ラノベ紹介。
正直バレンタインというのは口実で、ただ百合ラノベを布教したいだけだったんですがね()
このほかにも入り系ライトノベルはたくさんあります。
(〆百合とか、あだしまとか)
是非ご自身にあった作品を選んで、最高の百合ライフをお楽しみください!
お相手は、今年もバレンタインは女子から一個もチョコをもらえないげいるさんでした!